これまで中部エリアと東海エリアに電力を供給してきた中部電力が、電力自由化に伴い新メニューと新プランを開始しました。

新たなメニューには、一般家庭向け・法人向け・東京電力エリア向けの3つがあり、それぞれのメニューに新プランが設定されています。

 

中部電力の数多い新サービスの中でも、特に注目すべきなのがWEB会員サービス「カテエネ」です。電気代の削減に加えてカテエネポイントが貯まるなど、さまざまなメリットがあります。

 

ここでは、中部電力のカテエネや新料金・新サービスのメリットとデメリットについて、分かりやすく解説していきましょう。

 

中部電力(カテエネ)の供給エリア

カテエネの供給エリアは以下の通りです。

・中部電力エリア

・東京電力エリア

 

中部電力のカテエネとは?

カテエネは、中部電力が一般家庭の契約者に対して提供しているWEB会員サービスです。

中部電力契約者は、カテエネ会員ページを通して料金のWEB請求書などが送付されるので、会員登録が必須となっています。

 

カテエネの会員になると、会員ページでいつでも電気使用量を確認できるほか、家庭内を省エネにするためのアドバイスなどもしてもらえます。

 

さらに引っ越し時の電気手続き(開始・廃止)の流れなどもチェックできるので、電気契約関係が難しくて苦手だと感じる人は、とても重宝するでしょう。

 

それ以外にも暮らしに役立つコラムなども無料で閲覧できるのも、カテエネならではのメリットです。

またカテエネ内にあるコラムを読んで、そこにあるアンケートに答えれば、カテエネ独自のポイントである「カテエネポイント」も貯まります。

 

貯まったカテエネポイントは、中部電力の料金支払いに使えるほか、各種景品との交換も可能です。

 

カテエネポイントとは

カテエネポイントは中部電力がカテエネ利用者に対して付与している、独自のポイントサービスです。

カテエネのコラムにあるアンケートに答えたときなどに付与され、最高2年間で1980ポイント貯まります。1P=1円換算なので、2年間に1980円のお得です。

 

カテエネポイントの使用方法には、電気料金の支払いに充てるか、景品と交換するかの2つがあります。あるいは、提携先の別ポイントに移行することも可能です。

 

交換可能な提携先

・nanacoポイント

・ユニコポイント

・WAONポイント

・dポイント

・ミュースターポイント

・LuLuCaポイント

・えんてつポイント

・マナカチャージ券

・その他日用品やギフト券・商品券

なお、カテエネポイントを電気料金に充てる場合は、100ポイント(100)単位になります。

 

カテエネ×Shufoo!の公式アプリ

カテエネ×Shufoo!アプリは、地域のお得情報やカテエネポイントの照会などができる、カテエネの公式アプリです。

 

お得情報やチラシの配信、期間限定で行われるカテエネポイントチャンスキャンペーンへの参加や、カテエネサイトへの簡単アクセスなど、アプリならではのメリットが数多く盛り込まれています。

カテエネポイントチャンスキャンペーン


カテエネ×Shufoo!アプリ限定のキャンペーンで、ログイン中に閲覧したチラシの枚数に応じ、毎週2名に抽選でカテエネ5000ポイントが当たります。

 

3つの新料金メニュープラン

リニューアルした中部電力の新メニュープランは以下の3つです。

・中部電力エリアの一般家庭向けプラン

これまでも中部電力で契約していた人に対するお得な新料金プラン

・ビジネス(法人)向けプラン

法人や個人事業主向けの料金プラン。

カテエネとは別にビジエネというWEB会員サービスが提供されています。

・カテエネプラン

新たに加わった東京電力エリア向けのプラン。

電力使用量が多く、契約電力量も多い人にオススメです。

 

一般家庭向け新料金プランのメリット・デメリット

中部電力エリアの人には、電気の使用量やライフスタイルに合わせたプランが数多く用意されています。すでに中部電力と契約中の人も、プランを見直すことでよりお得なるかもしれません。

 

・ポイントプラン(10~30A契約)

中部電力の中で、もっとも容量が少ないプランです。

原則2年契約ですが、中部電力は基本的に違約金を取らないとしています。

ポイントプラン

アンペア

単位

料金単価(円/税込)

基本料金 10A 1カ月につき

280.80円

15A

421.20円

20A

561.60円

30A

842.40円

電力量料金 最初の120kWhまで 1kWhにつき

20.68円

120kWh~300kWhまで 1kWhにつき

25.08円

300kWhをこえる 1kWhにつき

27.97円

最低月額料金 ひと月1契約につき

253.8円

2年間の加入でカテエネポイントが最大1980ポイント貯まります。

カテエネ入会時

100ポイント

WEB明細に変更

200ポイント

コラム等のアンケート

最大840ポイント/年

貯まったポイントは、料金の支払いに充てることも可能です。

 

・おとくプラン(40~60A、6kVA契約)

おとくプランは、30A以上の電気を使う家庭向けのプランです。

おとくプラン

アンペア

単位

料金単価(円/税込)

基本料金 40A ひと月につき 1123.20円
50A ひと月につき 1404円
60A ひと月につき 1684.80円
6kVAまで ひと月につき 1684.80円
電力量料金 最初の120kWhまで 1kWhにつき 20.68円
120kWh~300kWhまで 1kWhにつき 25.08円
300kWhをこえる 1kWhにつき 27.97円
特典 カテエネ会員の場合 ひと月につき 150ポイントプレゼント
あるいは150円割引
カテエネ会員でない場合 ひと月につき 100円割引

ポイントプランのカテエネポイント1980Pに加えて、100円/月の割引が受けられます。

カテエネ会員になれば、毎月150Pか150円の割引。

 

カテエネに加入すれば2年間で3600円お得になります。

基本的に中部電力で契約する場合は、カテエネ会員になっておいた方がメリットも大きくなるといえるでしょう。

こちらも原則2年間の継続利用契約となります。

 

・とくとくプラン(7kVA以上)

毎月大量の電気を使う家庭向けのプランです。

おとくプラン アンペア 単位 料金単価(円/税込)
基本料金 1kVAにつき 280.80円
電力量料金 最初の120kWhまで 1kWhにつき 21.18円
120kWh~300kWhまで 1kWhにつき 25.08円
300kWhをこえる 1kWhにつき 26.57円
特典 カテエネ会員の場合 ひと月につき 150ポイントプレゼント
あるいは150円割引
カテエネ会員でない場合 ひと月につき 100円割引

 

電力を多く使うほど、電力単価がお得になります。

おとくプランの特典2つに加えて、300kWhを超える電力量単価が中部電力の従量電灯Cと比べ、1.4円/kWh安くなります。
ただし、120kWhまでの単価は0.5円割高になるデメリットもあるので、確実に300kWh以上使用する環境で契約しましょう。
 

120kWhまで

20.68円→21.18円

300kWh以上

27.97円→26.57円

 

・スマートライフプラン

スマートライフプランは、使う時間帯や平日・休日によって電力単価が異なります。

朝と夜間は電力料金が安くなり、昼間は高くなるプランです。

 

メカニズムとしては、エコキュートと変わりません。

区分として、下記3つの時間帯に分けられています。

・ナイトタイム

・@ホームタイム

・デイタイム

デイタイムは電力単価が高くなり、ナイトタイムだと安くなります。

また中部電力が定めるナイトタイムの種類によって、各タイムの時間が違ってくるので注意が必要です。

スマートライフプランのナイトタイム(通常) 22時から翌8時
スマートライフプランのナイトタイム(朝とく) 23時から翌9時
スマートライフプランのナイトタイム(夜とく) 21時から翌7時

スマートライフプラン

アンペア

単位

料金単価(円/税込)

基本料金

10kVAまで 1契約ごと 1460円
10kVAをこえる 1kVAごと 280.80円

電力量料金

デイタイム 1kWhごと 38.00円
@ホームタイム 1kWhごと 28.00円
ナイトタイム 1kWhごと 16.00円

昼間は家に誰もおらず、家電等の電力利用が夜~朝のみの家庭にはスマートライフプランがオススメ。

上手く活用すれば、大幅な電気代削減が期待できます。

 

ただし、昼間に電気を使ってしまうとナイトタイムの倍以上にかかってしまうので、ライフスタイルをしっかりとコントロールしましょう。

なお土日は、デイタイムがなくナイトタイム以外すべて@ホームタイムでの料金設定です。

 

他のプランと比べ、メリット・デメリットが具体的に定められているといえるでしょう。

 

このスマートライフプランは、エコキュートと似通ったシステムなので、気になる方は”エコキュートの電気代を簡単に節約できるたった1つの習慣!“を参考にしてみてください。

 

・暮らしサポートセット

水回りのトラブルや鍵の紛失、ガラスが割れたなど日常に起こりうる問題に対して、いつでも駆けつけてもらえるサービスと電力のセットです。

※ソフトバンク電気でも「おうちレスキュー」という似通ったサービスを提供しています。

詳しくは”ソフトバンク電気のメリット・デメリットは?料金やプランを徹底解説!“をご覧ください。

 

利用するサービスによって料金は異なりますが、ガラス回り・水回り・鍵紛失などのトラブルについては、作業量60分以内であれば無料となっています。

ただし、部品等の交換が必要な場合は別途料金が発生するので注意しましょう。

電気に関するトラブルに限らず、ハウスクリーニングや各種相談サービスなど、サポート面も非常に充実しています。

 

暮らしサポートとセットにできるプラン

ポイントプラン

おとくプラン

とくとくプラン

 

加入条件

上記プランの2年間契約

利用料

300円/月(電気代に加算されます)

暮らしサポートをセットにすると、各プランの電力単価が変動します。




賃貸マンションやアパートでも大丈夫?

マンションやアパートであっても、電力契約者が住人本人であれば電力会社の乗り換えは可能です。

建物ごと一括受電の契約が交わされている場合は、切り替え不可となりますので、事前に管理会社や現在の電力会社に確認するようにしましょう。

またカテエネの供給エリアは中部電力エリアと東京電力エリアのみなので、もともと中部電力エリア在住の人は、プランの見直しが基本となります。

エネシフト編集部エネシフト編集部

カテエネは中部電力エリア・東京電力エリア在住の人にはメリットや特典も多い電力会社です。しかし、スマートライフプランはエコキュートと同じく、生活習慣などによってはデメリットの方が大きくなってしまう可能性があります。

自身の生活習慣や環境を管理して、電気代節約に繋げていきましょう。