太陽光発電の設置で、どのようなメリット・デメリットがあるかお調べですか?

太陽光発電はその名の通り、専用のソーラーパネル設備によって、太陽光から生活に必要な電気を作り出すシステムです。

 

太陽光発電で作った電力は、生活内の電力として使用することもできますし、余ったら電力会社に売る(売電)ことでお金に換えることができます。

 

高額な導入費用を払うことを考えれば、絶対に損はしたくありませんよね。

結論としては一般家庭であれば、10年後には導入費用を完全に回収し、利益を出すことも可能です。

 

ただし、太陽光発電システムの営業の話を鵜呑みにして契約しないでください。

大抵の場合、資料や料金シミュレーションの売電価格自体が、本来の金額より甘く設定されています。

 

基本的に太陽光発電でメリットが出るかどうかは、システム自体の金額やその人のライフスタイルによってさまざまです。

ここでは、太陽光発電の基本から、作った電力を売電するメリットやデメリット、一般的な口コミまでを含めて徹底解説していきます。

■太陽光発電のメカニズムとは?

太陽光発電のメカニズムは単純です。

各住宅の屋根に太陽光(太陽の光)から電気を作り出すソーラーパネルを設置して発電します。

 

作った電気を使って生活したり、それでも余った電力は電力会社に売ってお金に換えることもできるんです。

◆ソーラーパネルの価格(導入費用)はどれくらい?

ソーラーパネルの価格は設置する大きさによって異なり、原則として範囲と発電能力(1kwあたり)で計算します。

1kw発電できるソーラーパネルは〇円というイメージです。

 

ただ太陽光発電が注目されだした10年前と比べて、ソーラーパネル自体の導入費用は随分安くなってきています。

 

太陽光発電が出てきた頃は1kwあたり65万円前後もしていたのですが、近年では1kwあたり40~50万円ほどです。

3.5kwの発電能力があるソーラーパネルであれば、導入費用に下記のような差が出てきます。

 

10年前

1kwあたり65万円×3.5=227.5万円

現在

1kwあたり50万円×3.5=175万円

差額

52.5万円

 

同じ太陽光発電のソーラーパネルでも、平均して52万円分も安くなってきているのです。

法人用・産業用であればこれよりも遥かに大きな数字になります。

 

ただ具体的な設備の金額は販売会社や営業マンなどによって異なるので、上記の相場よりも高い場合は、どこにどのような費用がかかっているのか詳細を聞くようにしましょう。

◆余った電力はいくらで売電できるの?

太陽光発電で作った電力は売電することでお金に換えることができるのですが、その単価は年々下がりつつあります。

売電する電力量によっても異なってくるので、事前に見積りを取っておくといいです。

 

基本となる1kwあたりの売電価格は以下の通りになります。

★年度別売電価格の推移

平成22年度 48円

平成23年度 42円

平成24年度 42円

平成25年度 38円

平成26年度 37円

平成27年度 35円または33円

平成28年度 33円または31円

なお、1kwの発電能力を持つソーラーパネルが発電できる電力量は、1年間で1000kw前後と言われています。

 

1カ月では80~100kw前後です。もちろん設置するソーラーパネルの範囲によって異なります。

 

1kwあたりの売電単価が33円なので、1カ月あたり3300円。

1年間で39600円の電気を太陽光発電で作ることができます。

 

一般的には3~4kw発電分のソーラーパネルを導入するので、採算は上記の3~4倍程度と考えていいでしょう。

39600円×4

=1年間147600円

=10年間1476000円

 

ただ太陽光発電のデメリットでもあるのですが、日々の発電量は日照時間によって異なり安定していません。

そのため季節などによっても発電量は違ってきます。

 

また当然ながら、夜や曇り・雨・雪など太陽が出ていない時間帯や天気の場合、ソーラーパネルでの発電はほぼできない状態です。

 

これらを踏まえたうえで太陽光発電システムを導入した場合、10年でどの程度の費用対効果が期待できるのかが重要になります。

 

導入費用が150万円で10年間の売電価格が200万円であるなら、50万円のメリットです。

逆に10年で元が取れないようなら、太陽光発電の導入は見送った方がいいかもしれません。

 

上記のシュミレーションはあくまで例なので、各家庭でどの程度の電力が作り出せるのかは、事前に見積りを取って検討するべき項目になります。

■太陽光発電のメリットとデメリットは?

太陽光発電は導入費用が高い分、半永久的に電力を作り出すことができます。

ソーラーパネルやシステム自体の劣化はありますが、販売元がさまざまなサポートをしてくれるため、その点の心配はいりません。

 

一方でほぼ全てが太陽の日照時間によって左右されるので、天気や季節によって発電できる電力量が変動し安定しないデメリットもあります。

 

そのため、事前のシュミレーションや理屈の通りにメリットが出るとは考えない方がいいでしょう。

以下に太陽光発電の主なメリットとデメリットをまとめました。

◆太陽光発電のメリット

・ソーラーパネルで発電した電気で光熱費を削減することができる

・余った電気を売ることができる(売電できる)

・自然の太陽エネルギーなので廃棄物を出さない。環境に優しくエコクリーンである

・エネルギー源が太陽光のため、尽きることがない。

・石油などの燃料が必要ない

・構造がシンプルなためメンテナンスが簡単である

・節電効果を向上できる

・原則屋根に設置するので場所を取らず邪魔にならない

・県や市から導入費の一部に補助金が下りる可能性がある(政府からの補助金は打ち切り)

・停電などの災害時にも途切れることなく発電できる

・導入費が年々安くなってきている

・エコキュートやナイトプランと併用すれば効率的に電気代を削減できる

・販売元別に様々な補償がつけられる

 

◆太陽光発電のデメリット

・ソーラーパネル設備自体がまだまだ高額

・導入費も高い

・太陽光が電源となるため、太陽が出ていない夜間や悪天候の日は発電が困難

・天気や季節によって発電量が不安定

・ソーラーパネル発電で作った電気を蓄電するには蓄電池が別途必要

・屋根に設置するため、建物の屋根に負担・負荷を与える

・太陽光で発電できない日は通常の電気代がかかる

・導入費用の投資回収を約束しておらず、完全に回収するには10年は必要になる

・国からの補助金は打ち切られている

・県や市からの補助金も必ずもらえるとは限らない

 

ソーラーパネルで発電を行っている間(日照時間/主に昼間)に消費される電気は、太陽光発電で作られた電気が使用されるため、その間の電気代はかかりません。

 

そのため、太陽光発電システムを導入すると昼間はソーラーパネル発電の電気、夜中は電力会社からの電気で生活することになります。

 

エコキュートや、電力自由化に伴って新参電力会社が提供するナイトプラン(昼間の電気代が高くなり、夜中は割安になるプラン)などと太陽光発電を併用すれば、大幅な電気代削減が期待できるでしょう。

◆夜の電気代が割安になる電力会社(夜間割引)

東京電力エナジーパートナーくらしTEPCO 夜トクプラン8・12プラン

関西電力 はぴeタイム

など。

■太陽光発電の評判・口コミ

実際に太陽光発電を導入した、あるいは導入を検討している人たちの口コミや評判も気になりますよね。

 

太陽光発電のメリット・デメリット関係なく、太陽光発電に対する世間の評価を集めました。

 

良い評価

悪い評価

全体的に良い評価は、曇りであってもある程度の発電量が確保されていたというものや、季節によって発電量が増えて売電額が増加したなどです。

 

逆に悪い評価は、導入費の高さや投資額回収までの期間の長さに対する不満が多くなっています。

 

これらの評価で共通しているのは、いい評価の人は太陽光発電システムを既に導入しており、悪い評価の人は導入自体検討していないというところです。

 

理屈で太陽光発電はデメリットばかりでメリットがない、と判断している人も少なくありません。

それらの人たちが、正しい太陽光発電の知識を備えているとも限らないのです。

 

既に導入している人がどのような理屈で導入したかは不明確ですが、しっかりと見積りを取って投資回収のプランを立てれば、メリットを感じる・出すことは十分に可能といえます。

 

■太陽光発電で損をしないために心掛けること

太陽光発電の導入費用は決して安くはありません。

導入するのであれば、可能な限り損をしないように対策をしたいと思いますよね。

 

基本的に訪問してくるタイプの営業では契約しないことをオススメします。

訪問型の営業は相場よりも高額である場合が多く、営業マンのさじ加減ひとつで簡単に数字が誤魔化されてしまうからです。

 

話を聞くだけ聞いてみてもいいのですが、その場で仮契約などをしないようにしてください。

太陽光発電システムは業者によって50万円前後の差が出ることも珍しくありません。

 

同じ内容で損をしないためにも、一括見積サイトを利用して複数社の見積りを取るようにしましょう。

また一括見積サイトも、サイトによって算出方法が異なるので、2サイト以上から見積りを取得するとより安全です。

■太陽光発電システムの一括見積を取るならタイナビ

太陽光発電(ソーラーパネル発電)の導入検討に複数社の見積りが大事なのはわかったけど、どのサイトで一括見積りを取ればいいの?と思いますよね。

 

太陽光発電の設備には家庭用と産業用の2種類があり、それによっても一括見積りを取るサイトを使い分ける必要があります。

 

エネシフトがオススメする太陽光発電の一括見積り・価格比較サイトは、”タイナビ”と”タイナビNEXT”です。

◆家庭用太陽光発電の比較見積りなら「タイナビ」

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全国350社以上の太陽光発電提供企業が登録されており、最大で5社まで一括見積りを取ることができます。利用自体も無料。

電力自由化に伴う電力会社の比較・一括見積りも行っており、今後のエネルギー関連の見積り比較サイトとして有望なサイトです。

 

また見積り方法も入力フォームで必要な情報を入力して、簡易的なシュミレーションとして算出する「簡易見積り」と、専門スタッフが自宅まで訪問してより正確な数字を出してくれる「訪問見積り」の2種類があります。

 

とりあえずどんなものか見てみたいだけなら「簡易見積り」で、本格的に導入を検討しているのであれば「訪問見積り」を選ぶようにしましょう。

◆産業用太陽光発電の比較見積りなら「タイナビNEXT」

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運営会社は上記のタイナビと同じです。

産業用の太陽光発電は一般家庭用と異なり、メガソーラーと呼ばれるソーラーパネルが使用されます。

 

家庭用が原則10年で投資回収できるのに対して、産業用は20年と非常に長期的なスパンです。

導入費用も数千万円単位になることもあるため、慎重な見積もり・比較検討が必要になります。

 

タイナビNEXTには、中小規模・大規模問わずメガソーラーを提供している優良企業が数多く登録されており、家庭用と同じく5社までの無料見積りが可能です。

 

長期的に大きな投資回収が目的となる産業用太陽光発電ですから、より多くの見積りを集めて、自社にとって最適な形で導入するようにしましょう。

エネシフト編集部エネシフト編集部

総合的な結論として、太陽光発電は投資回収まで時間がかかる設備です。

投資額自体が高額なため、どうしても不安に感じる部分ではありますが、事前に具体的なデータを集めることでメリットを出す可能性を上げることはできます。

実際にメリットを感じている人もいるのですから、絶対的にデメリットしかないということはありません。

事前の見積りや県・市からの補助金などを十分に活用して、太陽光発電による電力運用を検討してみてくださいね。