節電や節約のために太陽光発電のソーラーパネルを設置しようか検討中ですか?

太陽光発電は文字通り太陽光の日射から電気を作り出します。

 

そのため、ソーラーパネルが1日に発電できる電気の量は、その日の日射量に比例するのです。

日照時間が短い冬季や雨・曇りの日は、日射量も減るので日照時間が長い夏季などと比べると発電量も減少します。

 

その中でも効率的にソーラーパネルが日射を吸収して、発電できるように設置場所を考えることは重要です。

同じ地域でも立地や建物の形などによって、適切な設置位置は変動します。

 

より多くの電気を作り出せれば、売電価格もそれだけ大きくなるのです。

そのため、ここでは太陽光発電システム設置する前に知っておくべき予備知識をご紹介しましょう。

■ソーラーパネル発電の日射量と発電量の関係

太陽光発電で電気代を節約し、売電による利益を増やすためには、可能な限り多くの日射量を集める必要があります。

 

設置したソーラーパネルに太陽光が多く、長く当たっているほどに発電される電気も多くなるからです。

その中で重要なのは、太陽光発電の設備を設置する場所。

 

設置場所次第で日射が当たる時間帯や長さも違ってきます。

もちろん、業者に相談してみるのも1つの手段です。

 

ただ中には余分なソーラーパネルを設置させて、設置費や設備費をぼったくろうとする悪徳業者もいるので、全て丸投げで任せてしまうのはオススメできません。

 

簡易的にでもいいので、今自分が住んでいる地域にはどれくらいの日射量があり、太陽光発電を導入すれば概算でどの程度の電力が発電できるのかなどを把握しておいてください。

 

これを把握しておけば、業者が提示する数字が概算と大きく違っている場合、なぜその数字になっているのかなどを詳しく言及することができます。

◆1年間の消費電力量と発電量を比較する

太陽光発電で売電をして利益を上げるには、自宅で1年間に使っている消費電力の量を知っておく必要があります。

 

ソーラーパネル発電で自宅の消費電力以上の量を発電できていれば、電力会社から買電する量も減って電気代節約になり、売電する電気自体も増えればその分利益も大きくなるわけです。

 

太陽光発電の売電メカニズム例

1日に使う電気が10kwh

太陽光発電で1日に作れる電気が20kwh

10kwh-20kwh=余り10kwh(売電できる分!)

 

上記のメカニズムを1年間で考えることで、年間どれくらいの売電ができるか試算できるようになります。

 

ご自宅の日射量や発電量を知るには以下のようなサイトを利用すると分かりやすいです。

 

SHARP公式発電量シュミレーション

質問に答えていくだけで、自宅の発電量を知ることができます。

また住んでいる地域の日射量を知りたい方は以下のサイトを利用するといいでしょう。

 

日射量データベース閲覧システム

全国の過去29年分の平均日射量などを調べることができるのですが、各データの見方が初心者には非常に分かりづらいと思います。

 

その点において、セキスイハイムの公式サイトで分かりやすく解説されているので、参考にしてみてください。

セキスイハイム MINSUMA.JP

これらのサイトで住んでいる地域の日射量と概算発電量をシュミレーションしておくことで、太陽光発電を導入した際のライフプランも組み立てやすくなります。

 

補足:太陽光発電の主なメリットとメカニズム

一般的にソーラーパネル発電の電気は、太陽からの日射がある昼間の消費電力に充てられます。

太陽が沈む夜中や悪天候の日は、従来通り電力会社からの供給を受けるのです。

 

太陽光発電を導入するメリットは大きく分けて3つあります。

 

・ソーラーパネル発電で作った電力を自宅の電気として使え、余ったら売電できる。

・昼間はソーラーパネル発電を使うため、電力会社からの買電が減り電気代自体も下がる

・何かの理由で電力会社からの電気が途絶えた場合でも、太陽光から発電できる。

 

上記のメリットをしっかりと理解して、自分の家や立地で太陽光発電を導入することでメリットが得られるか否かを明確にしましょう。

 

地域や日射量の側面から、どうしても太陽光発電によるメリットが得られないのであれば、電力会社の乗り換えやエコキュートの導入までにしておくことも有効です。

 

■発電量シュミレーションの例

上述で紹介したSHARPの発電量シュミレーションを使って、実際に発電量を試算してみました。

画像がなければ分からない部分はスクリーンショットを付けています。

 

発電量シュミレーションの条件は以下の通りです。

Q1:お住まいの都道府県

関東・東京

Q2:最寄りの地区は?

東京

Q3:自宅の屋根の形は?AまたはB

B

Q4:試算するシステムを選んでください。高効率単結晶モジュールor瓦型

高効率単結晶モジュール

Q 5設置する屋根の方位は?

Q6現在の1カ月の電気代は?またこれは何月の電気代ですか?

15000円 5月

【結果】

ここまでの条件下で太陽光発電を利用していた場合、年間で7831kWhの消費電力を使っており、その中で6261kWhの発電量をソーラーパネル発電から得ているということです。

 

さらにこの発電量シュミレーションは、電気料金からも結果を見ることができます。

1年間に202906円分の電気代を支払っており、そのうち162178円分を太陽光発電でまかなえるという状態ですね。

 

このシュミレーション通りであれば、太陽光発電で作った分を消費電力から差し引いた金額が、年間で支払う電気代になります。

 

202906円(1年間で支払う電気代)-162178円(ソーラーパネル発電による割引分)=

40728円(実際に1年間で支払う電気代/1カ月あたり3394円)

 

上記の例では消費電力が上回ってしまいましたが、太陽光発電の導入で理想的なのは、太陽光発電量が消費電力を上回り、電気代の負担自体がなくなる状態です。

■まとめ

太陽光発電は電力自由化と比べてメカニズムが複雑で、初心者には少しハードルが高く感じるかもしれません。

 

しかし、太陽光発電と電力会社の乗り換えを併用することで、双方のメリットは相乗的に大きくなります。

今後太陽光発電の導入を検討している人は、合わせて電力会社の乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか。