省エネと電気代

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電気の料金は計算が複雑で、本当に自分の電気代が正確のか確かめる方は少ないでしょう。見るのは合計金額ぐらい…という方が大半です。数字が苦手?いいえ、これはとても重要なことです。

まずは電気料金の計算から始めましょう。そうすれば「省エネ」対策をすることでどれくらいお得になるかが実感できます。

これからご説明しますが数字はあまり出てきませんのでご安心してください。

電気代の仕組みはどうなっているのでしょう

例として関西電力を挙げてみます。関西電力ではペーパーレス化の流れもあり、インターネット上で電気料金を確認できます。

「電気ご使用量のお知らせ照会サービス」
です。「はぴeみる電」がその愛称になっています。登録しておけば毎月の電気代が分かり、消費者にはとても便利です。

電気料金のメニューをみてみます。

・従量電灯A
・従量電灯B

プランは大きく、この2つです。

「従量電灯A」は一般家庭向きで「従量電灯B」は、お店や事務所など向きと書いてあります。詳しく言うと「従量電灯A」は基本料金となる最初の最低料金(15kWhまで)が「従量電灯B」より安く設定されていて、普通に使う電気量ならお得なプランです。

「従量電灯B」は逆に基本料金から電気を使用するたびに少しずつ上がっていきます。月に平均800kWh以上になれば一般家庭でも「従量電灯B」の方が割安です。

深夜の時間帯は電気料金が安い?

関西電力の例を続けましょう。

・深夜電力A
・深夜電力B

の2種類があります。

「深夜電力A」は固定料金です。「深夜電力B」は基本料金もそれからの使用料金も昼間とくらべると確かに昼間よりはお得な料金設定になっています。この深夜とは午後11時から午前7時までの時間帯です。

それではなぜ「安い?」とクエスチョンマークを付けたのでしょうか?

「深夜電力B」には最初に「電気温水器等の動力をお使いいただく場合」と書いてあります。オール電化のためのプランと言っていいかもしれません。限られた家庭だけのプランです。それでクエスチョンマークを入れました。

さらに、続きにはこのようなことも書いてあります。平成28年4月1日からの新規加入は停止する…電力自由化に向けた流れでしょうか?新しいプランを準備しているのかもしれません。

深夜時間帯は余剰電力が多く、格安になることが予想されています。「安い?」は、こういう意味も含ませていただきました。もしかすると、もっと安くなる可能性があるかもしれません。これは関西電力だけでなく新規参入する会社との競争になります。

 

電気代の詳細はこんなふうになっています

関西電力の例を続けましょう。
電気料金の明細を見てみます。あくまでも関西電力の例ですので各地域や加入プランによっても違います。それだけは確認させておいてください。

・最低料金(上に出てきたプラン「従量電灯A」です)・電力量料金(プランの料金が2段階に分かれています)

・燃料費調整額(その月の経済状況によって電力会社側が金額を変える制度です)

・口座振替割引額(銀行口座から自動引落しにしている割引になります)

・再エネ促進賦課金(電気を使う方から一定の金額が引かれる制度です)

・消費税等相当額再掲(消費税です)

プランを変えても、全国各社によって違いがあっても、電気代のポイントは最も大きな金額になっている「電力量料金」です。

「省エネ」すると「電力量料金」が下がります!

b251110b974f3a484d3438cdd1b041da_sエアコンで説明しましょう。節電するために温度設定を寒い冬には低めに暑い夏には高めにすることはよく知られています。

基準としては暖房が20度で冷房は28度が一般的です。これは大手の電機メーカーも推奨しています。

お金の話にすれば、もし、暖房で設定温度を1度上げると…つまり21度ですね…1年間の換算で約1000円強の金額が増える計算になるそうです。

あなたの部屋にある暖房はそれだけですか?エアコンは上の方に取り付けられていることが多いです。

暖かい空気が軽くなるのはご存知かと思います。足元が寒いのはそのせいです。ホットカーペットは使っていませんか?コタツを置いている家庭もあります。すべて電気を使用している暖房器具です。屋内でも厚手の靴下をはいておく…これもひとつの節電対策になります。1枚、上着を着る…これも充分「省エネ」と言えるでしょう。

エアコンのフィルターを月に2回ほど掃除をするだけでも「省エネ」対策になります。よく言われるフィルターの根詰まりを取り除くとエアコンの暖房効率が良くなるからです。

お金はかかりますが、古いエアコンで寿命が近いようならエコを売りにしたエアコンに買い換えると何年か使用しているだけで元の購入金額を取り返すことが少しでもできます。

他には、ムダなときは暖房をすぐに消したりコンセントからプラグを抜くと待機電力(コンセントに繋いでいるだけでも電気を使っています)を減らすことができます。カーテンを選ぶ際には断熱性と書かれたものを買うのもひとつの対策です。逆に冷房なら日光を遮るようなカーテンも販売されています。「省エネ」対策と言っても難しくはなく、小さなことの積み重ねです。

 

「電力量料金」が減れば電気代も下がります!

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電気代の合計金額ぐらいしか見ない…それでもだいじょうぶです。「省エネ」対策は毎日の生活を少し変えれば、それで充分でしょう。

ムダな電気を消費していた家庭なら、もしかすると電気代が半額ぐらいまでになります。「省エネ」対策を常日頃から意識をしていれば、電気代が下がり、一般家庭なら月々の家計は楽になります。

エネシフト編集部エネシフト編集部

「省エネ」がエコと呼ばれるのは、二酸化炭素の放出も減り、地球にも優しいからです。

家計にも地球にも、お得感がある「省エネ」対策…ぜひ、実践してみてください。数カ月後の電気代を見たとき、きっと驚かれると思います。