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中国電力のエリアでは、すでに料金やプランなどを選ぶことのできる電力会社が3社、そして自由化以降に本格参入する予定の電力会社が10社以上あります。
北海道電力エリアや、東京電力エリア、関西電力エリアほどの選択肢はありませんが、それぞれの電力会社のプランまでふくめて考えると、十分に選択肢は多いと言えるでしょう。

電力自由化と言うと、新規参入の電力会社に乗り換えなければ損をしてしまう…そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。
確かに、今回の自由化にともなって新規参入予定の企業の多くは、魅力的な料金プランやサービスを用意し、アピールしています。
しかし、中国電力を使い続ける、という選択肢もあります。

そこで、中国電力を利用し続けることのメリットやデメリット、またどんな家庭にマッチしているのかを考えてみましょう。

中国電力自慢の多彩なコースをチェック!

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これまで一般家庭へ電力を供給し続けてきただけに、さまざまな家庭にマッチする多くのプランが用意されています。
そこで、まずはそれぞれのプランの魅力や問題点などをチェックしてみましょう。

従量電灯A・B

もっともスタンダードな料金プランです。24時間いつでも同じ料金単価となっていますので、一日中平均的に電力を使用する方を対象にしたプランです。使用電気量が少ない家庭向きのものがA、多い家庭を対象としているプランがBとなっています。

※電気料金単価がもっとも反映される料金プランとなっています。そのため、低単価を売りとしている新規参入企業と比較すると、電気料金が高めになってしまう可能性が高いでしょう。

エコノミーナイト

夜11時から翌朝の8時までの電気料金が安くなっているプランです。割引率もそれなりに良いので、夜型の生活をしているという方にはマッチするプランでしょう。

※現在、中国電力での一般家庭向けに時間帯別で料金が変動するプランを用意している新規参入企業はほとんどありません。そのため、中国電力ならではの選択肢と言えるでしょう。

電灯ピークシフトプラン

エコノミーナイトと同じように、夜11時から翌朝8時までの電気料金が低く設定されています。より割引率が高い代わりに、夏場の昼間などのピーク時の電気料金が高くなります。

※高い割引率はとても魅力的ですが、昼間も電気を使う、という家庭の場合、夏場の電気料金がかなり高くなってしまう可能性がありますので注意が必要です。

ファミリータイムプラン1

夜11時から翌朝8時までの電気料金がかなり低くなるプランです。さらに、より多くの電力を使用するオール電化住宅が対象となったプランになります。

※電気量料金はかなり安くなる代わりに、基本料金が割高になります。そのため、使用量が少ない場合、逆に損をしてしまうこともあるでしょう。

ファミリータイムプラン2

前述のファミリータイムプラン1よりも電気料金はやや高い代わりに、基本料金を下げたプランです。

※電気量料金が少し高くなりますので、使用量が少ない家庭向けのプランとなっています。夏場など、電気使用量が増えると、そのまま料金に反映され、かなり高くなってしまうことがありますのでコントロールが必要です。

プランの多さでは、このエリアに新規参入してくる企業と比較すると、かなり有利です。さまざまなスタイルの家庭にマッチしたプランを用意している、という点も大きな魅力の一つです。

新たなポイントサービスの提供もスタート!

中国電力では、電力の小売全面自由化にともなって、これまでにはなかったポイントサービスの提供をスタートします。
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このポイントは、電気料金の支払いや、アンケートに答えることによって獲得できます。こうして貯めたポイントは地域の特産品や、提携したスーパーなどで利用できる商品券と交換可能です。

さらに、「コラボレーションメニュー」として、地域の企業、団体などとの提携を進めて行く方針も発表されています。

そのメニューの一環として、広島に本拠地を置くプロ野球チームの広島東洋カープとの提携が決まっています。ポイントサービスに加えられる「カープ応援メニュー」に加入することによって、通常通り、電気料金支払いなどのみでなく、カープの勝利や年間成績に応じてもポイントが付与されるようになります。

また、貯まったポイントはプロ野球の観戦チケットやグッズへの交換もできるようになります。
地元の人気プロ野球チームを応援しながら、お得なポイントを貯めることのできるサービスであることから、すでに高い注目を集めています。

この他に、このポイントサービスはより充実したものとなる予定ですので、チェックは欠かせません。

エネシフト編集部エネシフト編集部

このように、中国電力は新規参入企業を上回る豊富なプランや、魅力的なポイントサービスを導入することによって、電力自由化にともなう市場競争に備えています。

もちろん、電気料金の単価という点では、新規参入企業の方が有利な面も少なくありません。しかし、あなたの家庭の電気の使い方やライフスタイルに合ったプランを選ぶことができれば、電気料金をかなりお得なものにできるでしょう。ポイントサービスの点なども踏まえて、総合的な判断が必要となります。