電気料金を初めとする光熱費は、必要不可欠で仕方がないものです。

しかし、年末年始、GW、お盆などの大型連休、お金のかかる時期。

 

家庭の大蔵大臣は、支出の大きさに少しでも節約をしたいと考えるものです。

GWは気候も良いのですが、年末年始やお盆は家族が家にいる時間も長く、冷暖房費用もかかります。

 

夏には冷蔵庫の開け閉めも増えてしまうものです。

と同時に、目についてしまうのがゴロゴロと1日中触れているスマホ・タブレット・パソコン。

 

「いい加減にしなさい、1日中ゴロゴロと!

どれだけ電気料金がかかっていると思うの!」

 

そんな雷に直撃されながら、怒られるほどの金額なのだろうか?

と不満になることもあるかもしれません。

 

パソコンを利用することで、一体どれほどかかっているのでしょうか?

パソコンにかかる消費電力はどれくらい?

今回の場合、パソコンとモニターの合計消費量で出しています。

■パソコンのタイプで変わる電力消費量

デスクトップパソコンの場合は、50~150Wほどです。

ノートパソコンの場合は20~30Wほどです。

ゲーム用PCの場合220~280W

 

電力消費量の差は、グラフィックカードやCPUの性能により消費電力が変化します。

また電力消費は起動時には多くなり、待機時には少なくなります。

PCの電力消費量は常に変化しています。

 

PC起動時には電力使用量が増加するものの、ネットサーフィンや文書作成時には使用量は下がります。

ゲーム用PCの場合は、グラフィックボードを酷使する事で電力使用量が極端に増加するのです。

 

ノートパソコンは持ち運びを行う事を前提とし、バッテリーで動作します。

そのため、各パーツの電力使用量が少ない状態で動作するように設計されているのです。

 

電化製品は日々の企業努力により年々消費電力が減少しています。

パソコンも同様に日々の進歩により、最新機種であるほど消費電力が減少しています。

■OSのタイプで変わる電力使用量

OSの違いによる比較ですのでモニターによる電力消費量は含まれていません。

Microsoft参照

少々古いデータですが、このように電力消費量は大きく変化しています。

OSによる電力使用量の変化(ノートパソコン使用)

Windows7  10~16W(液晶光度による変化)

Windows10  9~12W(液晶光度による変化)

パソコンにかかる電力料金は幾ら?

1日の電力料金は、

(消費電力【W】×利用時間【h】)/1000 × 電力料金【円/kWh】です。

細かく計算する場合には、基本料金と月々の電力利用料を考慮したうえで電力料金の算出が必要となります。

 

今回は、1kWhあたりの料金を27円にして計算していきます。

※東京電力を基準に利用(40A 月々300kWh 4人家族を基本に考えます。)

40A:1,123円20銭 1kWh23.4円(300kWhまで)

 

デスクトップパソコン(電力100Wで1日10時間利用した場合)

1日 100×10÷1000×27   =  27円

1月 27×30         =  810円

1年 810×12         = 9,720円

ノートパソコン(電力25Wで1日10時間利用した場合)

1日 25×10÷1000×27   =  7.25円

1月 7.25×30        = 218.70円

1年 218.70×12       = 2,624.4円

ゲーム用パソコン(電力200Wで1日10時間利用した場合)

※10時間のうちゲームは5時間として電力使用量を算出

1日 200×10÷1000×27   =   54円

1月 54×30         = 1,620円

1年 1,620×12        = 19,440円

パソコンの電気料金を節約する方法

ご家庭にパソコンが3台ある場合

・夫婦の作業用にデスクトップパソコンを1日10時間稼働。

・ゲーム大好きな大学生の息子が、ゲーム用PCを1日5時間稼働。

・高校生の娘はノートパソコンを1日5時間稼働。

この場合、1月1,729円かかります。

 

夏休み等の長期休暇で、子供達のパソコン利用時間が倍になった場合、2,648.7円(919円増)です。

長期休暇時期は冷暖房の利用も増えるため他の月よりも格段に電気料金がかかるのです。

家計を預かる者にとっては一大事です。

 

少しでも電気料金を節約するためには、どのような方法があるでしょう?

1、ディスプレイで節電を行う。

ディスプレイの色によって電力使用量が変化します。

ディスプレイを黒にすれば、電源を切った状態になるので節電できるのでは?と考える人がいるかもしれません。

VA方式・IPS方式

電圧がかかっていない場合に、透過率が最低になる液晶。

特徴としては、上下左右・正面どの角度からみても色の変化は少ないです。

 

これを利用している場合黒画面にしておくことで電力使用量が低下します。

TN方式

白色LED、自動調光機能、人感センサーを搭載したモデル。

特徴としては、上下左右から見た場合と正面から見た場合と色が違います。

 

このモデルの場合は、ディスプレイを白色に設定することで、消費電力が抑えられます。

ディスプレイ輝度による設定

輝度100%と輝度40%では、電力使用量に20%以上の差が出てきます。

ディスプレイのみの電力消費で言うなら30%以上の節電に繋がります。

Microsoft参照

2、離席時間が90分以内の場合は、スリープモードがお得です。

シャットダウン

電源は完全にオフ状態になりますが、待機電力は常にかかっています。

スリープ状態

作業内容をメモリに一時的に保存し、すぐに復帰できるように消費電力を抑え待機した状態です。

シャットダウンの方が節電できると思われがちですが、

 

パソコンは起動時とシャットダウン時に電力消費が高くなるのです。

上記のことから、離席時間が短い場合はスリープモードを利用する方が節電につながります。

3、パソコン内部は、定期的に掃除する

パソコンを開き掃除をした事はありますか?

何年も掃除をしていない場合や、ペットがいるご家庭の場合、内部はホコリだらけになってしまいます。

 

特に外との接触があるファン周辺は分厚いホコリがこびりついている事もあります。

そのホコリのせいで冷却が十分にできずファンの回転数が増え、消費電力が増えてしまいます。

 

そのため、パソコンの内部は定期的に掃除を行うと良いでしょう。

4、パソコンの置き場所を変える

パソコンの部品は熱に弱いために、冷却するためにファンの回転数が上昇します。

パソコンの部品の温度が上がりやすい日なたに置かれている。

 

ファンの傍に物がおかれ排熱を妨害している。

このような場合、消費電力が増加してしまうためにパソコンの置き場所は工夫すると良いでしょう。

5、CPUによる節電

CPUにより性能を向上させることで消費電力が下がります。

古いパソコンを利用されている方であれば、高価は大きいはずです。

 

また、CPUの負担を減らす事で、排熱を抑え消費電力を抑えることができます。

・不要だと思われるサービスは停止する

・不要なデバイスは無効にしておく

・スタートアッププログラムで不要と思われるものは停止しておく

6、HDDからSSDへと利用を変更する

SSDは、HDDに比べて消費電力の節約だけでなく、反応速度や静音性にもたけています。

デメリットとして読み書きの寿命・停電に弱いと言われていますが、

 

一般的な個人ユーザーが耐用回数を使い切るまでには10年はかかると言われます。

7、マザーボードはシンプルであるほど節電できる

必要のない拡張を行う事で、消費電力が増加してしまいます。

マザーボードは、機能が限定されているシンプルなものが節電に効果的とされています。

8、デバイスは、オンボードのものを利用する

高スペックが必要とされる状態ではない限り、デバイスはマザーボードに購入しから搭載されている機能で十分です。

機能へのこだわりが強くなりデバイスを増やすほどに、消費電力が増えます。

9、音源での節約

音を必要としない場合、ミュート状態にしましょう。

音を必要とする場合は、スピーカーから直接音を聞くよりも、イヤホンやヘッドホンを利用する事で消費電力を抑える事が出来ます。

10、利用していない周辺機器は接続を外しておく

USBなどを経由し接続した周辺機器(HDDやプリンターなど)は、利用していなくてもパソコンに接続しておくことで電力を使用してしまいます。

利用するときだけ接続することで電力量の節約に繋がります。

11、コンセントを抜く

パソコンは利用していない場合でも、待機電力が発生しています。

コンセントを外す事で待機電力の節約が可能になります。

まとめ

パソコンを利用する事でかかる電気料金が思ったより高かった!と言っても、

新しいパソコンに買い替えると言う選択はないでしょう。

 

また、ノートパソコンを利用することで消費電力を抑える事はできます。

 

しかし作業効率が落ちる事で、パソコンの使用時間が増え電力消費が増えるだけでなく心身共に疲労してしまうでしょう。

パソコンを利用する際に色々と難しいことを考えるよりも、動画・SNS等、スマホやタブレットで代用できるものはスマホやタブレットを利用する等が一番の節電と言えるかもしれません。