エコ電気!料金やサービスガイド

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日本で脱原発が叫ばれはじめて随分時間が経ちます。

原子力による発電は、さまざまな分野でとても効率よくエネルギーを利用できることもあり、長年重宝されてきました。

しかし、2011年に起きた東北地方太平洋地震によって引き起こされた「福島第一原子力発電所事故」をきっかけに、脱原発を訴える人が爆発的に増加したのです。

2016年4月からスタートした電力自由化でも、電力会社を選ぶ基準の1つに「再生可能エネルギーを利用している比率」が挙げられています。

それほどまでに、原発に対して危機感を感じている人が多いのでしょう。

 
2016年5月現在、日本全国に57基あった原発の中で稼働しているのは九州電力の川内原発1号炉と2号炉のみです。

06185この2基においても、常に停止が叫ばれているため、近い将来原発ゼロの世の中になるのかもしれません。

脱原発に向けてすでに太陽光などのエコ発電を導入している家庭も多いでしょう。

ここでは再生可能エネルギーを主力とし、原発や火力発電を利用していない(あるいは比率が少ない)電力会社をしていきたいと思います。

また、脱原発に向けて各家庭ができることも合わせて解説しましょう。

そもそも再生可能エネルギーってなに?

再生可能エネルギーとは、自然の中で発生させられるエネルギーを指します。

    ・太陽熱(太陽光・熱発電)
    ・風力(風力発電)
    ・バイオマス(バイオマス発電)
    ・波力(波力発電)
    ・地熱(地熱発電)
    ・海洋温度差(海洋温度差発電)

 
など。

再生可能エネルギーの概要は、火力発電や原子力発電のように有限ではなく、半永久的に安定して供給できるエネルギーです。

脱原発、原発ゼロの実現により、これらのエネルギーが次の主力発電方法として注目を集めています。
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電力自由化に参入した多くの電力会社は、これらの方法をいくつも組み合わせて電力を作り出しているのです。

脱原発を叫ぶユーザーが気にするのは、この発電比率の中で再生可能エネルギーが占める割合になります。

原子力発電のメリットとデメリット

原子力発電が避けられるようになった最大の要因は、福島第一原子力発電所事故でしょう。

津波や地震に対する脆弱性や、その被害によって引き起こされる放射線の流出などさまざまな危険性。これらの点から、多くの人は原子炉を早々に停止させるべきだと叫び始めました。

しかし、原子力発電にも多くのメリットがあります。

福島第一原子力発電所事故によってデメリットの部分ばかりが注目されているので、ここでは原子力発電によるメリットとデメリットをまとめておきましょう。

acceptメリット

attentionデメリット

・大量の電力を安定して供給することができる

・発電量に対する電力単価が安いため、コスパがよい

・原子力発電所付近は補助金などで経済的にメリットが出やすい

・常に厳重な管理が必要となる

・放射性の廃棄物が発生してしまう

・発電の停止から廃炉解体までにかなりの時間を要する

・事故が発生すると、放射線の流出等で甚大な被害が生じる

・放射線が流出すると、その付近に近寄れなくなるため復旧が長期化する

 

エネシフト編集部エネシフト編集部

原子力発電のデメリットを考慮すると、再生可能エネルギーに完全移行できるのであればそれに越したことはないでしょう。

ですが、原子力発電のメリットを穴埋めできるだけの技術が、現在の日本にはまだありません。

今後の発展により、再生可能エネルギー普及率100%になることを期待するばかりです。

エコ好きにオススメの電力会社

原発使用率は下がったものの、石炭や石油などによる火力発電を採用している電力会社は、たくさんあります。エコを気にする人の中には、火力発電もできる限り避けたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

そこで太陽光発電などの再生可能エネルギーを、積極的に利用している電力会社を紹介していきましょう。

じぶん電力(太陽光発電100%)

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じぶん電力は、契約者の自宅に自社の太陽光発電システムを無償で設置します。
契約者は設置された、太陽光発電システムから得られる電力のみで生活することができるのです。

また、太陽光が得られないときは、じぶん電力から電力供給を受けられるので、停電になる心配もありません。

じぶん電力の詳細については”日本エコシステムのじぶん電力の仕組みは?自宅で太陽光発電ガイド“をご覧ください。

 

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携帯キャリアのソフトバンクが提供する「ソフトバンクでんき」も、電力会社の中では再生可能エネルギーやFIT電気の占める割合が多いです。

※FIT電気=再生可能エネルギー

残念ながら、再生可能エネルギーを主力とした”FIT電気プラン”は、現在のところ北海道電力エリアにしか供給されていません。

今後の拡大を期待しましょう。

電力比率

FIT電気 57%
リサイクル発電 5%
卸電力取引所 24%(再生可能エネルギー含む)
その他 14%

 
ソフトバンク電気の詳細については”ソフトバンク電気(でんき)のメリット・デメリットは?料金やプランを徹底解説!“をご覧ください。

 
電源構成を公表している電力会社の中で、特に再生可能エネルギー比率が高いのは上記の2社になります。
 
公表していない電力会社も多く、具体的な数は不明確ですが、多くの電力会社は未だLNG火力が主な発電方法となっています。

脱原発のために個人ができること

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日本国内の原子力発電を完全に停止させ、100%再生可能エネルギーで補うにはまだまだ時間がかかります。それほどまでに、原発で作り出される電力の量は多いのです。

そんな中で、各個人が脱原発のためにできることとは何でしょうか。

もっとも簡単なところでは、電力自由化を利用して再生可能エネルギーの比率が多い電力会社に乗り換えるなどがあります。

上記のソフトバンク電気やじぶん電力、その他にも自然エネルギーを採用した電力会社は今後増えてくるでしょう。

じぶん電力は無償で太陽光発電が導入できる反面、新築、あるいは築10年以内の持家でかつ、戸建でなければ契約できないなど、対象者が絞られています。
 
 
一方でソフトバンク電気は、現状北海道エリア限定ですが、原則誰でも契約が可能です。

エネシフト編集部エネシフト編集部

周囲の人が何もしていないからいいや。と投げ出すのではなく、脱原発を望むのであれば、まずは自分から動くことを考えましょう。

その第1歩が、契約する電力会社の見直しや節電の努力になります。