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電気料金を減らす、節約する、と言っても、具体的に電気料金をどのように計算すれば良いのかがわからなければ、効果的な節電はできません。

そこで、電気料金の計算方法についてご紹介したいと思います。毎日のように使用している家電品を使用するのに必要な電気代がわかれば、より節電への意識を高めることができるでしょう。

また、いつ、どのくらいの電気を使用しているかを把握できれば、2016年4月の電力自由化に伴う電力会社や、プランの選び方にも役立つはずです。

電化製品の消費電力をチェックしてみよう

まず、各電化製品を使用するのにどのくらいの電力が必要なのかを知るために、消費電力を確認してみましょう。
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それぞれの製品に貼られているシールや、説明書を見ると、どこかに「消費電力」や「定格消費電力」という記載を見つけることができるはずです。

この際に注目したいのが「W」「kW」「Wh」などの単位です。この中でも、もっともわかりやすいのが「Wh」です。これは1時間で消費する電気の量を示しているものですので、ここに記載されている数字×使用時間を計算することによって、簡単に消費した電力を計算できます。
「W」や「kW」で表記されているものの場合は、使った時間と掛けることによって、「Wh」に変換し、消費電力量を計算することになります。

では具体的な計算式の例を挙げてみましょう。

・電力量(Wh)の算出消費電力(W)×時間(h)=電力量(Wh)

・電力会社の料金はkWhで計算されることから、WhをkWhへ
Wh÷1000=kWh

・電力会社の1kWhあたりの料金で電気代を算出

kWh×1kWhあたりの料金=電気代

このように計算することによって、各家電品を使用するのに必要な電気代を把握できます。

今、どのくらい電気を使っているのかを知る

前述の計算をすることによって、まずは普段使用する家電品を使用するのに必要な電気代を知れば、常にどのくらいの電気代が発生しているのかを計算できるようになります。

こうなると、調理で、テレビを見ることで、パソコンを使うことで、エアコンを使うことで…生活の中のさまざまな場面で発生する電気代をいつでも把握でき、計画的に電気料金を節約できます。

最終的に請求される電気代の内訳は?請求書はどう見ればいい?

このように、電気を使用することによって発生する料金は、その仕組みさえ知れば、簡単に計算できます。
しかし、最終的に電力会社から請求されるのは、使用した電気代だけではありません。

そこで、他にはどのような料金が請求されるのか、その内訳を確認してみましょう。

基本料金

プランによっては発生しないものもありますが、ほとんどの場合、電力の使用量に関係なく、一定の金額を基本料金として請求されます。請求書・明細書などにもかならず明記されていますので確認してみましょう。

電力量料金

これが、実際に使用した電気代にあたる部分です。その期間中の電気の使用量によって計算されるものです。

燃料費調整額

発電に使用される燃料の価格は常に変動しています。そのため、本来であれば電気料金も常に変動し続けるはずです。しかし、頻繁に料金の値上げ、値下げを繰り返していると、消費者を混乱させてしまいます。そのため、平均燃料価格と、基準燃料価格を元にして燃料費調整額が請求されます。飛行機に乗る際に支払う、燃料サーチャージと同じようなもの、と考えればわかりやすいでしょう。

再生可能エネルギー発電促進賦課金

資源の節約や、地球環境保護のため、風力・地熱・水力発電といった再生可能エネルギー拡大に必要な費用です。具体的には、電力会社が再生可能エネルギーの買取を行う際の費用を、消費者が負担するものとなっています。kWhあたりの単価が全国一律で毎年設定されており、使用電力量に応じた額が毎月請求されています。
平成26年までは、太陽光発電促進付加金というものが別に必要となっていましたが、現在ではこれも再生可能エネルギー発電促進賦課金に含まれています。

割引額

契約しているプランなどによって適用される割引です。

icon04毎月確認できる請求書には、このような内訳でそれぞれの額が明記されているはずです。

 

請求書を確認して電気料金を下げるヒントを

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電気料金を少しでも安くしたいと考えている方は、毎月の請求書にしっかりと目を通すようにしましょう。
そうすることによって、どうして電気代が高くなってしまうのかが見えてくるはずです。

可能な限り節電しているにもかかわらず、料金を抑えることができない、という方はプランの見直しが必要かもしれません。
プランの選び方によって、1kWhあたりの単価も変わりますし、基本料金や割引額も変動します。こういった点まで踏まえて考えてみると、よりあなたの家庭や生活スタイルに合ったプランがあるかもしれません。

やみくもに電気の使用量を抑えようとしても、なかなか効果を実感できません。請求書などからも、電気料金を抑えるためのヒントを探してみましょう。

エネシフト編集部エネシフト編集部

2016年4月からは、プランだけでなく、電力会社そのものも自由に選べるようになります。

その前に、電気料金の仕組みや、あなたの家庭での電気の使い方などを見なおして、ベストな電力会社、プランを選べるようにしましょう。