毎月の電気代が家計を圧迫している…という方も少なくないでしょう。それほど使っているつもりはなくても、電気代の請求を見て驚いてしまった…誰もがそんな経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか?
電気は私達の生活には決して欠かすことのできないものです。なので、そのためにお金がかかってしまうのは仕方のないこと、と言えるかもしれません。
しかし、

ここではそんな方法についてご紹介してみたいと思います。
まずは待機電力をカットすることから
家電製品の多くは、使用していないときも、コンセントを繋いでいるだけで待機電力が発生するようになっています。
電気を節約するためには、まず、この待機電力をできるだけ減らすようにしましょう。
待機電力を減らすための一番簡単な方法は、コンセントを小まめに抜くことです。
しかし、いちいちコンセントに手を伸ばすのは面倒…そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。また、頻繁に抜き差しすることによって、コンセントプラグが故障してしまう、といったリスクもあります。そこで、便利なのが、スイッチ付きの省エネタップです。
近年では、コンセント毎にスイッチのついたタップをどこでも手に入れることができます。これを使用することによって、スイッチを切るだけで待機電力をカットすることが可能となります。また、こういったタップにはヒューズが内蔵されていることも多いことから、落雷などによって家電品が破損してしまうことを防ぐという効果も期待できます。
また、ブレーカーを落とすのも有効な手段の一つです。家の中に倉庫代わりにしている部屋など、普段はほとんど使用することのないエリアはありませんか?最近の家の場合、各部屋でブレーカーが分けられているますので、あまり使用しない部屋のブレーカーを落としておくことで、待機電力を減らすことができます。

間違ったエアコンの節約は逆効果に?
エアコンは家電品の中でも、特に大きな電力を消費するものの一つです。そのため、うまく利用することができれば、電気代を大幅に節約できるでしょう。
しかし、
間違った方法をとってしまうと、逆効果となってしまうこともありますので、注意が必要です。
間違った方法の代表が、エアコンの風力設定を常に「弱」に設定してしまう、というものです。確かに、「弱」にすることによって、風量が落ちますので節約に繋がるように感じてしまうものです。しかし、近年のエアコンには「自動」という機能が搭載されていることがほとんどですので、こちらを利用しましょう。
「弱」の場合、設定温度に達した後も、同じ量の風が出続けることになります。それに対して、「自動」に設定していれば、設定温度に達した後は、さらに弱い微風、または一時停止するようになります。こうすることによって、より電気代を節約できるのです。
時間帯割引契約を上手に利用することで電気代を大幅カット
昼間は仕事や学校などで家族がほとんど家にいない、という家庭の場合、電力会社との契約を見直してみましょう。
ほとんどの方が利用しているのが「従量電灯」という一般的なプランです。しかし、電力会社によっては、使用する時間帯によって電気料金が変動するプランが用意されています。

あなたの家庭の生活スタイルに合わせて、契約も見直してみましょう。
電力自由化によって電気料金を下げることができる?
2016年4月から、自由に契約する電力会社を選ぶことのできる「電力自由化」がスタートします。この際に、契約する電力会社やプランを見直すことによって、毎月の電気料金を下げることができます。
新規参入企業も多いことから、各社が競争し、お得な料金プランを展開することになるでしょう。その中から、あなたの家庭にとってベストなものをチョイスすることができれば、大幅に電気料金を抑えることもできるでしょう。
新規参入企業の中には、ソフトバンクやauなどの通信企業が母体となっているものもあり、こういった企業の場合、電気料金だけでなく、インターネット料金やスマホや携帯電話の料金の割引が適用されるといった、よりお得なプランが用意されていることもあります。
この他にも、使用電力量が増えるにつれて、割引率が上がる、といったプラン・サービスを用意している新規参入企業も多いですので、あなたの家庭の電気使用量や生活スタイルなどを基に、契約する電力会社や、プランをチョイスしてみましょう。
このように、ちょっとした工夫によって、今よりも電気料金を抑えることができます。まずはできることからはじめてみましょう。

こうして電気を節約することによって、経済的な負担を減らすことができるだけでなく、貴重なエネルギー資源の使用量を減らすもできます。
つまり、地球に優しい生活を送ることができるのです。
あなたも、家計と地球のために、エコな生活をはじめてみませんか?