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電力会社の違約金

2016年4月からの電力自由化に先駆けて、あちこちでは電力会社ののりかえをオススメする情報が増えてきています。

もちろん、メリットが大きいのであれば電力会社を切り替えるのは有効な手段です。

ただ電力会社ののりかえは、必ずしもプラスになるとは限りません。

その電力会社によっては、短期解約すると違約金が発生する場合もあります。

基本的に電力会社のプランは、スマホなどと同じく、2年・3年など長期契約を前提として利益を上げられる仕組みになっているのです。

 
そのため、電力会社との契約によっては1年未満など短期で解約すると違約金を取られてしまいます。

今回は“電気契約の違約金とは何なのか”という点について、詳しく解説していきましょう。

電力会社の違約金はどんなときに発生する?

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電力会社との契約で違約金が発生する要因は、主に短期解約した場合になります。

もちろん、契約する電力会社によっては、翌月に解約しても違約金が発生しないケースも多々あるでしょう。

では実際にどこの電力会社だと違約金が発生するのか。

これも契約のプランなどによって異なってきます。

エネオス電気の場合

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例としてエネオス電気を挙げてみましょう。

エネオス電気は特別な割引などない通常のプランであれば、いつ解約しても違約金は発生しません。

違約金が発生するのは、エネオス電気の“にねんとく2割”のプランで契約していた場合です。
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これはいわゆる2年縛りというもので、更新月以外に解約すると違約金が発生するという仕組みになります。

エネオス電気の場合は、契約後から23カ月目と24カ月目が更新月です。

25か月目になると、スマホと同じく自動的に再度2年契約が開始されます。

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ただ違約金といっても税込1,080円なので、スマホほど気にする必要はないでしょう。

この違約金は電力会社によって金額や発生する条件も違うので、契約する前にしっかりと確認するようにしてくださいね。

違約金が発生する主な電力会社

電力自由化に参入する会社の数は、とても数えきれるものではありません。そのため、ここで違約金が発生する電力会社を全て紹介するのは困難です。

そこで、知名度の高い電力会社の中で、解約時に違約金が発生するところをピックアップしてみましょう。

違約金が発生する主な電力会社
  • au電気
  • ソフトバンクでんき
  • eo電気
  • エネオス電気

auでんき

・違約金の発生条件

契約から1年未満の解約。

ただし、auでんきの電力提供エリアに引っ越すのが理由の場合は不要。

これに関して、何か確認書類などが必要かについては現状不明です。

 

違約金の額:2,000円

ソフトバンクでんき

・違約金の発生条件

1年契約のプランは1年未満の解約。

2年契約のプラン(バリュープラン)は2年未満の解約。

 

違約金の額:1年プラン540円・2年プラン2,500円

eo電気

・違約金の発生条件

1年未満の解約

 

違約金の額:3,240円

エネオス電気

・違約金の発生条件

更新月以外の解約。

 

違約金の額:1,080円

各電気会社違約金一覧

違約金の発生条件 違約金の額
auでんき 契約から1年未満の解約 2,000円
ソフトバンクでんき 1年契約のプランは1年未満の解約
2年契約のプラン(バリュープラン)は2年未満の解約
1年プラン540円
2年プラン2,500円
eo電気 1年未満の解約 3,240円
エネオス電気 更新月以外の解約 1,080円

現在違約金が発生するのが分かっている主な電力会社は以上となります。

まだ本格的なサービス内容を明かしていない電力会社も多々存在するのですが、4月以降徐々に公開されていくでしょう。

大手の電力会社は違約金が発生する比率が高いのですが、スマホなどと違って金額は大体1,000~3,000円前後と非常に安価に設定されています。
 
 

エネシフト編集部エネシフト編集部

しかし、auでんきやソフトバンクでんきなど携帯キャリアが提供する電力の場合は、スマホ・携帯・インターネットなどをセットで契約する人も多いでしょう。

仮に電力と合わせてそれらスマホなども解約すると、最終的に高額な違約金を請求される可能性が高くなるので注意が必要です。

各電力会社の詳しいメリット・デメリット・特徴などについては、それぞれの解説コンテンツをご覧ください。

違約金は基本的に気にしなくてよい

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これらの話を聞くと“違約金がない電力会社にしよう”と考える人も多いと思いますが、基本的に電力契約の違約金はほとんど解約手数料のようなものです。

2年プランで契約することで受けられる毎月の割引やサービスを考慮すれば、明らかにメリットの方が多くなるのは間違いないでしょう。

また違約金は原則1年未満など短期間での解約をした際に発生するシステムなので、最初から自身の家庭に合った電力会社・プランを選択しておけば、違約金を気にする必要はありません。
 
違約金よりも、各電力会社の割引・サービスに着目して選んだ方が確実です。

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また、早期に予約をしておけば、早期予約割引が受けられる電力会社も少なくありません。

しかし、電力自由化が本格的にはじまるまでは、申し込み予約するのが不安だという人も多いと思います。

電力自由化が開始されて早期予約申し込み割引の期間が終了したとしても、各電力会社はユーザー獲得のため新たな割引サービス・プランの提供をはじめるでしょうから、ゆっくりと検討しても問題ありません。

大半の電力会社が出揃ってから切り替えをするのも1つの手段です。

2~3年先のことも視野に入れて、自身の環境・家庭に合った電力会社を選ぶようにしましょう。

 

エネシフト編集部エネシフト編集部

電力自由化で各電力会社の料金プランやサービスは次々に変化していくでしょう。

その中で目先の料金だけでなく、数年先まで利用したときの最終的なメリット・デメリットを把握しておくことが大切です。

家庭の消費電力に合わないプランで契約してしまうと、現在よりも負担が大きくなってしまう可能性もあります。