暖房の省エネ対策

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日本の厳しい冬を乗り切るためには、暖房は欠かすことができません。日本全国を平均して考えてみると、冷房を使用している期間よりも、暖房を使用している期間の方が圧倒的に高いため、上手に暖房の省エネ対策を打つことができれば、年間の電気料金を大幅に安くできるでしょう。

しかし、どうすれば暖房を節約できるのかわからない…あるいは節約をしているつもりだけで、どのくらい高価が出ているのかが疑問…そんな方も多いでしょう。

そこで、ここでは上手な暖房の節約術についてご紹介したいと思います。

まずは基本から!設定温度は20℃にしておこう

3362f7e1e2375476e58de70945b94ce0_sあなたはエアコンやファンヒーターなどの設定温度を何度にしていますか?さむい日などは、ついつい設定温度を高くしてしまいがちです。しかし、そこをぐっとこらえて20℃に設定するようにしましょう。

外気温や、エアコンの種類にもよりますが設定温度を21℃から20℃に下げるだけで、年間に1000円近くも電気代を節約できます。

設定気温を低くすると、全然暖かくない…そう思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、エアコンなどの対流式暖房器具は、どうしても消費電力が大きくなってしまいます。
そこで、できるだけ設定温度を低くした上で、こたつやホットカーペットなど、体感温度の高い暖房器具を組み合わせてみましょう。こうすれば、少し寒いと感じられる部屋でも、暖かく過ごせます。

また、最近では足などをピンポイントで温める暖房器具も登場しています。こういった器具は、消費電力が少ない割に、冷えている部分を直接温めてくれますので、さらに暖かさを体感できるでしょう。

省エネ家電にも注目してみよう!

同じエアコンでも、古いものと、最新のモデルでは消費電力がまったく異なります。もちろん、部屋を暖める効率も良いことから、より電気代を節約できます。
確かに、エアコンは高価ですので、壊れているわけでもないものを買い替えることには抵抗があるかもしれません。

しかし、長い目でみると、古いものを使い続けるよりも、最新の省エネタイプのものに買い替えた方がお得なケースもあります。

icon04これはエアコンに限った話ではありません。コタツや電気ヒーターなどにしても、最新のモデルに中には省エネ性能の優れたものがいくつも登場しています。

最近では家電量販店などでも、省エネ家電に力を入れ、専門のコーナーなどを設けていることがありますので、チェックしてみてはいかがでしょう?

今ある暖房機器をもっと上手に使うには?

ちょっとした工夫で、暖房機器をより省エネで暖かく使用できます。
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簡単な例を挙げると、コタツ布団を厚いものにしてみましょう。

それだけで、内部の気密性が上がりますので、弱くしても十分な暖かさを保つことができます。また、電源を切っても、しばらくは温度を保つことができますので、さらなる省エネに繋がります。

また、エアコンのフィルター掃除をマメに行うだけでも、省エネ性能は大きく変化します。頻繁にエアコンを使用していると、たった1週間程度でもフィルターが目詰まりしてしまうことがあります。

少し面倒かもしれませんが、曜日を決めて、週に1度はフィルター掃除をするように心がけてください。

部屋着を工夫して防寒対策

96993cd879f088f1b7a04361a7b7ecfb_s室内では薄着で暖房を入れている、という方も多いのではありませんか?これでは省エネにはなりません。
しかし、外で着るようなコートやダウンジャケットを着ていては、のんびりとリラックスタイムを過ごせないでしょう。
そこで、少しだけ部屋着を工夫してみましょう。

少し厚手のスウェットの下にヒートテックの肌着などを着るだけでも、かなり暖かくなります。

さらに、近年話題になっている「着る毛布」なども効果的です。軽く、自由に動くことができるのに、まるで毛布のような温かさを感じることができますので、エアコンの設定温度を下げても寒いと感じることはなくなるはずです。

また、足先などが冷えるという方は厚手のルームソックスを使用するのも効果的です。

無理をせずに、でも無駄はなくそう

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省エネと言うと、無理をしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、あまり寒い中、無理をしてしまうと体を壊してしまう恐れがあります。そうなってしまっては、電気料金を抑えることができても意味がありません。

なので、無理をせずに無駄をなくすように心がけましょう。

前述の通り、エアコンの設定温度は1℃下げるだけでも、必要ないときは暖房を切るだけでも、十分に省エネになります。
少し面倒かもしれませんが、それを積み重ねて行けば、年間など、長い目で見ると大幅に電気代を節約できているはずです。

毎年、暖房が必要となるシーズンの電気代に頭を悩ませている方のために、節約方法についてご紹介しました。
ちょっとした工夫をすることによって、暖房に関する電気代を抑えることはできます。

省エネと言ってしまうと、とても大袈裟に考えてしまうかもしれません。しかし、いざ実践してみると、難しいことでも大変なことでもありません。

エネシフト編集部エネシフト編集部

2016年4月からは電力自由化がスタートしますので、電気の使い方について考える機会も多くなるかもしれません。

これを、省エネ生活へ切り替えるひとつのチャンスだととらえて、あなたの電気の使い方を考えなおしてみましょう。