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電力会社を自由に選べるようになり、いずれは新電力会社も次々参入してくるでしょう。
大手・中小企業問わず電力を販売できるようになるわけですが、その中でも注目されているのは、スマホ市場大手のauと関西電力が提携して提供する“auでんき”です。

auのスマホとセットで利用すれば、毎月の電気料金が安くなるのはもちろん、支払う電気料金の一部をauWALLETプリペイドカードのポイントに還元することもできます。

今回はそんなauでんきの特徴やセット割・キャンペーンなど、auでんきに関するあらゆる情報を網羅してお届けしていきましょう。

auでんきのメリット・特徴とは?

auは携帯・スマホの三大キャリアとして非常に有名な企業ですが、今後はスマホと並行して電気契約のプランも取り扱うようになります。

では、auでんきで契約するメリットや特徴とはどのような部分なのでしょうか。

他の電力会社にはないauでんき独自の特徴はいくつかあります。
まずはそれらの特徴をご紹介していきましょう。

1.auでんきとスマホのセットでお得な“auでんきセット割”

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auでんきを利用するメリットの1つは、auのスマホとセットで契約することで受けられる“auでんきセット割”です。

これは月々の電気料金額の1%から最大12%までを「au WALLET プリペイドカード」に還元できる、auでんき独自のサービスになります。

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月額料金の金額ごとに還元される比率は以下の通りです。

4,999円まで 1%還元
5000円~7,999円 3%還元
8000円以上 5%還元

※8,000円以上に関しては、キャンペーン適用者のみ最初の1年間は12%まで還元
キャンペーンは、2016年1月20日~2016年5月31日まで実地されています。

このキャンペーン期間中に契約して、月々の電気料金が8,000円以上の人は、契約から1年間の還元率が12%までアップするのです。
ただし、7,999円まではキャンペーンの有無に関わらず、ポイントの還元率は上記の通りになります。



auでんきはKDDIと関西電力が業務提携したことで提供されているものなので、キャンペーン適用対象も関西電力提供エリア在住の人だけです。

例として、年間でどれくらい電気料金がポイント還元されるのかシュミレーションしておきましょう。

auでんきの料金が月々5,000円だった場合

  • 5,000円×0.03(3%)=150ポイント還元
  • 150ポイント×12カ月=1800ポイント

年間で1,800円分割り引かれる計算です。

家族でauでんきの料金が月々15,000円だった場合

  • 15,000円×0.05(5%)=750ポイント還元
  • 750ポイント×12カ月=9000ポイント

年間で9000円分の割引です。

因みにキャンペーン適用対象者であれば、1年間の還元比率が5%から12%になるので数字が違ってきます。

  • 15,000円×0.12(12%)=1800ポイント還元
  • 1800ポイント×12カ月=21,600ポイント

キャンペーン適用者は初年度21600円分の割引が受けられるのです!

月々の電気料金 キャンペーン対象 キャンペーン対象外
8,000円 11,520 4,800
10,000円 14,400 6,000
12,000円 17,280 7,200
14,000円 20,160 8,400
16,000円 23,040 9,600
18,000円 25,920 10,800

auでんきキャッシュバックの対象条件

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以下はauでんきのキャッシュバックを受けるための条件です。

auでんきとauスマホの両方を利用している

本人がauスマホでない場合でも、同居している家族がauスマホ・携帯であればOK。
auでんきとauスマホ・携帯の契約住所が異なる場合は不可。

上記の対象となるauスマホ・携帯で契約したau WALLET プリペイドカードを持っている

auWALLETプリペイドカード自体はいつでも作成可能。

またauWALLETカードはクレジット機能が付いたタイプもあり、そちらでauでんきの支払いをするともっと効率的にポイントをためることができます。

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auでんき専用アプリで電気使用量を把握できる

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電力自由化が始動する2016年4月以降、auでんきの専用アプリが提供される予定です。
このアプリを利用すれば、今現在の電気使用量の確認や目安料金などをいつでも確認することができます。

また同じauでんきを契約している別住宅の電気使用量や使い方を、自宅の電気使用量と比較する機能も搭載される予定です。
この機能を活用すれば、自分の家庭が環境的に電気を使い過ぎていないかを把握できるようになります。

さらにauでんきアプリは、もっと節電したいという人に向けて、随時その家庭に合った省エネ方法やオススメ商品などを紹介してくれるのです。
無駄な電力を徹底的に省きたいという人には、非常に便利な機能ではないでしょうか。

au関連の請求を全て合算して一括にできる

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auでんきの使用料金は“KDDIまとめて請求”を利用すれば、スマホ・携帯・ネットの通信料金と合算して支払うことができます。

請求に対して別々に支払う必要がなく、一括で支出が管理できるのもauでんきの大きな魅力の1つです。
それぞれの請求額については各自「auお客さまサポート」から調べることができます。

auでんきの申し込み方法は?

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auでんきへの申し込み方法は以下のどちらかになります。

  • 店頭受付(直営店・PiPit・au取扱代理店)
  • インターネット申し込み

店頭申し込みの場合

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店頭受付で申し込みをする場合、状況によってはいくつかの書類が必要です。

基本的に契約者本人が店頭受付に行くのであれば、持参するのは2016年1月以降に投函された検針票・印鑑・本人確認書(免許証・保険証・パスポートなど)だけで問題ありません。

ただし、契約者の家族が代理でauでんきを申し込む場合は以下のものも持参しなくてはなりません。

  • 委任状(契約者本人直筆)
  • 検針票
  • 代理人の身分証明書類
  • 印鑑

また検針票が必要な理由として、検針票に記載されている以下の項目が分からないと、電力会社の移行ができないためです。

  • 現在契約している電力会社のお客さま番号
  • 供給地点特定番号

もし“検針票を捨ててしまった”などの場合は、契約中の電力会社のカスタマーセンターに問い合わせれば再発行してもらえます。

原則として、auでんき契約時には初期費用等々は必要ありません。
以上の書類を持ってau店舗に足を運べば、あとはauのスタッフが段取りを教えてくれます。

現在自分名義のauWALLETプリペイドカードを持っているのであれば、それも持っていきましょう。auでんきセット割を申し込むのに必要になります。

本人 代理人
検針票
印鑑
本人確認書
委任状
代理人の身分証明書類

インターネット申し込みの場合

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au公式サイトより、auでんきを“インターネットで今すぐ申し込む”というところからauIDを使ってログイン後、各項目に従って入力を進めるだけです。


必要となる書類は以下の通り。

  • 検針票
  • auWALLETプリペイドカード(なければ同時申し込み可能)

※店頭申し込みと異なり、本人確認が不要となります。

ただし、auでんきの契約者とauスマホの契約者が別人(スマホ契約者は家族の誰かなど)の場合は、au直営店やau取扱店にて手続きを行わなければなりません。



auでんき契約者とauスマホ契約者が同一で本人なのであれば、インターネットの方が手早く申し込むことができます。

割引・料金について

auでんきに限らず、電力単価はお住まいの地域や契約されるA(アンペア)・種類などによって大きく異なってきます。

代表的なところで関西電力・東京電力エリアの単価は以下の通りです。

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東京電力エリア

  • 1kWhあたりの単価は平均25.17円
  • 1契約の基本料金が260.00円(10A契約の場合)

関西電力エリア

1kWhあたりの単価は平均28.46円(税込)
1契約の基本料金が373.72円(10A契約の場合)
※従量電灯B契約を想定

月々の電気料金は上記を全て足した金額から算出されています。

基本料金+電力単価×使用量=月々の電気代

なお、時間帯や毎月の電力総使用量などによっても3段階で電力単価が変動するため、必ず計算通りの金額になるとは限りません。一定以上の電力消費がある工場や施設などの場合は、電力単価の安い高圧契約にした方が安上がりになる可能性があります。また電力単価などは電力会社によって異なるので注意しましょう。



電力自由化とは、こうした「電力単価やプランによって自分に合った電力会社を選べるようになりますよ」という政策なのです。

auでんきのここに注意!

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オール電化住宅

誰でもauでんきを利用できるかと言うとそうではありません。
実は、オール電化住宅の場合auでんきは利用できません。

東京電力や関西電力などには、オール電化プランがありますが、auでんきにはオール電化プランは用意されていません。
『オール電化住宅にお住まいの場合はお申し込みいただけません。』と公式サイトに記載されています。

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現在のところ、新電力会社でオール電化プランが用意されているのは、九州のナンワエナジーだけです。
今後、auでんきを含む新電力会社でオール電化プランが出てくるかも知れませんので、それまでは現状のままになります。

余剰電力の買い取り

太陽光発電を設置している場合、auでんき自体は使えるのですが、auでんきでは余剰電力の買い取りは行っていません。
余剰電力を買い取りは現在利用している電力会社になります。

1年縛り

携帯電話やスマートフォン同様、au電気は1年未満での解約には違約金がかかります。
違約金は携帯ほど高くはありませんが、2,000円です。
ただし、au電気が提供されていない地域へ引越す場合は、違約金はかかりません。

auでんきや、他の電力会社について知りたい方は以下からどうぞ